夜勤専従のメリット、もう昼の仕事には戻れない
夜勤専従の介護職に就いてから1年以上経った。
それまで夜勤の経験などなく、シニア女子なんかに勤まるのかと心配していたが、いつの間にか月日は経っていた。
60歳で前の職場を定年退職
その後、再就職先を探す時、何となく夜勤の仕事に就きたい思いがあった。
それが可能なのも一人暮らしだからかも知れない。
これが家族持ちだったら、夜働きに出るということは家族の協力がないとできないと思う。
それと、長い間、昼に働く生活をしている中で、一度でいいから日中、家に居る主婦のような生活をしてみたかったのもある。
だけど、生活をしていくにはお金が必要だ。
日中家に居て、尚且つ収入が得られることを考えると、夜勤専従の仕事は、その両方が叶うというわけだ。
日中、家に居られることのメリットは大きい。
洗濯物を外干しにしていても、雨が降ればすぐに取り込める。
花木の世話も十分できる。
日中、家に居れば株の値動きにも注力できる。
夜勤専従の仕事をするにあたって、一人暮らしの身ならば誰にも迷惑はかからない。
逆に、新しいこの土地で、新しい職場で、日中の仕事だったらと考えてみた。
朝早く起きて弁当を作り、夕方疲れて帰宅した時、家に帰っても誰もいない。
外干しにしていた洗濯物は、夕立に降られてビショビショになっているかも知れない。
ポストには不在連絡票や回覧板が押し込んであって、玄関モニターには見知らぬ訪問者が録画されていたり
花木の手入れも休日しかのんびりできない。
そんなことをあれこれ想像すると、もう昼の仕事には戻れない気がする。
私にとっては、日中家に居ることのメリットが多き過ぎるのだ。
とは言え、今の職場に不満もたくさんあるが、それを言い出したらキリがない。
カッコ悪いとか、汚い仕事だとか、そこここが痛くなったとか
どんな職場でも100%満足できる職場などないからだ。
働いてお金をいただくということは我慢も必要だ。
幸いなことに、シニアにとってはその我慢も永遠ではない。
さしあたって年金受給年齢に到達すれば、我慢から解放されるかも知れないし、我慢の程もそれほどでなくなる。
ここ数日間、パッとしない天気が続いていたが、今朝、爽やかな晴天が広がった。
今月に入ってから、連勤連勤で花木の世話も忘れるぐらいだったが、久しぶりに部屋中の観葉植物を玄関ポーチに出して、土にも葉っぱにもたっぷり水やり
サンシェードで遮光して日光浴だ。
日中、こんな時間をのんびり過ごした後、夕刻近くになったら出勤
この生活パターンにもすっかり慣れた。
これから、ますます秋は深まり、日が短くなる。
一人暮らしの私にとって、秋の夜長はメンタルに堪える。
再就職先を選ぶ時、何となく夜勤の仕事に就きたいと思っていたが、実際、その仕事に就いてみると、これほど私にとって都合のいい働き方はないと思う次第
万が一、今の職場を辞めることがあったとしても、おそらく次に探すのも夜勤専従だと思う。
どんなことでも、やってみないとわからない。
60歳を過ぎて、初めての夜勤専従なんて無謀な挑戦だと思っていたが、案外そうでもなかった。
エバーフレッシュ
エバーフレッシュを我が家に迎えたのは今年の2月
曲げ木仕立てにしてみたが、まだ紐は外せない。
買ってすぐに蕾が付いたが、花が咲く前に蕾のまま枯れてしまった。
そんなエバーフレッシュにまた蕾が付いた。
花が咲けば、たんぽぽのようなフワフワした花になるらしい。
今度こそ、花が咲きますよう。