一夜明け
昨夜の２人体制の夜勤から一夜明け
構えていた割に、いざ業務が始まると一気にリラックスムードになった。
歳の割に素直で真面目なお相手の男子の、おっとりした人柄に救われた感じだった。
仕事中、彼は私と別室にいる時間を多く作ってくれた。
おかげで、いつもはほとんどできない仮眠も十分できた。
気遣いのできる人は違う。
出勤前、過呼吸にならないかと心配していたが、それも杞憂に終わり、普段は知ることのできないお互いのプライベートな話も出来たのは大きな収穫
１人体制の夜勤は気楽ではあるが、どうしてもスタッフ間のコミュニケーションには欠ける。
昨夜は、その日頃のコミュニケーション不足を解消したような一日だった。
たまにはこんな日もいいと思った次第
今日の夕ご飯
突然の吐き気、めまい、腹痛に襲われたのは１０日前のこと
あれ以来、しばらくは車の運転が怖くなるほど自分の体に起こった変化に不安を覚えていたが、すっかり立ち直った。
それは毎日の食卓を見てもわかる。
おかずの内容もボリュームもすっかり元に戻った。
買い物に行く回数を減らしたおかげで、冷蔵庫の中身は適正量に近づきつつある。
一人暮らしなのに、何もあんなに満杯にしておく必要もないだろう。
野菜だって、キャベツがなければ大根を食べればいいだけのことだ。
今日の夕ご飯
バター醤油めんたいスパゲッティ
若鶏のオリーブ焼き
野菜サラダ
皮つきポテトのチーズ焼き
梅干＆漬物
玉子スープ
本麒麟
スパゲッティ、若鶏のオリーブオイル焼き、皮つきポテト、玉子スープなど、今日は生協食品に助けられたが、これだけ並ぶと満足感いっぱい
冷凍の皮つきポテトに塩コショウを振り、とろけるチーズをのせてオーブンで焼いたのは思いつきだったが、居酒屋風で美味しかった。
昨夜、一緒に働いた男子は、聞けばごく普通の家庭人だった。
酒も飲まずタバコも吸わず、若い頃に結婚して所帯を持ち、今では離れて暮らす義母との同居を考えていると優しい一面ものぞかせ、ごく普通の人生を歩んでいるように見えた。
一方、結婚をしたはしたがすぐに離婚し、今では身内と疎遠になって一人暮らしをしている私
私には手に入れることが出来なかった幸せを、彼は簡単に手に入れているようで、ちょっと羨ましかった。
まぁ、今更そんなことを言ったところで始まらない。
これからも自分の人生を自分らしく歩むしかないのだ。
明日からは束の間の連休
思う存分やりたいことをやろうと思う。
