妬みか本心か
定年退職後の道は人それぞれ
どんな道を選ぼうが本人の自由だと私は思っているのだけど、敢えて再雇用の道を歩まずフリーになる人のことを良く思わないお方もなきにしもあらず
昨日の職場での会話
定年退職後、退職前の月給の半分以下で働く非常勤職員と休憩時間に話していたのだけど、彼女が発する言葉の一つ一つに感じたのは妬みか本心かってこと
定年退職後にキッパリ職場から離れる私に、「道子さんは賢いわ、その方が失業給付金たくさんもらえるし、得だわ」と。
たしかに、失業給付金は正規職員として働いていた時の給料を基準に、60%~80%程度支給されるので、下手をすれば再雇用の道を選んで非常勤職員として働く月給より多いことは事実
だけど、もらえるといっても150日が限度
それ以降は別の場所で働くなり、貯金を取り崩すなどしないと生活はできないわけで、永遠に失業給付金をもらい続けることなどできないのです。
そんなことは百も承知のうえで退職するのですから、それなりの覚悟は当然しておりますがね
再雇用の道を歩んでいる人はどなたも口を揃えて、65歳にならないと年金がもらえないとか、働けるうちは働きたいとか
お堅い今の職場で再雇用で働いている人たちは、同じ職場で正規職員として40年前後働き続けた人たちばかりです。
おそらくひと財産蓄えたところ、しかも、これから楽しい老後が待っているというのに
給料が安いとか、若い者にこき使われるとか、そんな愚痴ばかり言って働くぐらいならきれいサッパリ辞めてしまえばと思ってしまいます。
定年退職後、再雇用か再就職か、はたまたフリーになるか
60歳と言えば、酸いも甘いも相当の社会経験は積み重ねた年齢です。
これから働くなら心穏やかに過ごせる場所を探したいものです。
雪の心配
明日はリフォーム中の家の進捗状況の確認のため設計士と午前中に会う約束をしていますが、天気予報は大雪の予報です。
今のところ、窓の外を見ても雪は積もってないけど、朝起きたら辺り一面銀世界
そんな光景になっていないよう、今晩は祈りながら床に就きたいと思っています。
そんなわけで明日の代わりに今日、食料品の買い出しに行ってきました。
いつものように実家の分も買い出し
買った物を実家に届け、ドアを閉める閉めないかのうちに部屋の中から母と兄の笑い声が聞こえてきました。
まるでエサを待ち構えていたハゲタカのようです。
引っ越しをする前には、市役所の福祉課に母たちのことを相談しておこうかと思っていますが、私が心配するほど彼らは心配していないのかも知れません。
私が自分の老後ことなど、なるようにしかならないと思っているように。
家族と言えども死ぬときは皆一人ですからね
余計なことを心配していると、老後を楽しむ時間が減ってしまいます。
実家を出る時、母は「明日は休みか」と聞いたので、「仕事や」と嘘をつきました。
別に嘘などつく必要もなかったのだけど、明日は大雪だと天気予報で言っていたのに、車で2時間もかけてリフォーム工事の進捗状況の確認に行くなどと言えば、また母に鬱陶しいことを言われるのがイヤだったので。
だから何が何でも交通事故を起こさないよう、無事に返ってこなければいけないのです。