仕事辞めたい病にかかっている同僚
定年退職まで残り数か月となった私に、最近やたら話しかける3歳下の同僚
話を聞いていると、彼女はどうやら仕事を辞めたい病にかかっている気配です。
辞めたい病ということは、辞める決心がついたわけではなく、辞めたいけどどうしようか迷っている段階と私は感じています。
やたら私に話しかけてくる内容は退職金のことが多く、彼女が知りたいのは定年で辞める場合と定年まで待たずに辞める場合の退職金の違いについてを彼女は知りたいようでした。
私の退職金の計算については、3年ほど前に事務の人に計算してもらっていたので、自分がもらえる予定の退職金の額についてはだいたい把握しています。
その計算からすると、定年で退職する場合の退職金がやっぱりダントツでした。
定年前に退職する場合は自己都合という退職事由になるようで、退職金の額はガクッと下がるように見受けられました。
具体的な額については勿論彼女には明かしませんが、今現在仕事辞めたい病にかかっている彼女には、私も3年前は今の彼女と同じように仕事辞めたい病にかかっていたことや、定年まで働くか否かで退職金の額に相当な違いが出ることを参考までに話しました。
あくまでも私の場合だけど、3年前に自分がもらえる退職金の額について知った時、それまで仕事を辞めたくて仕方なかったのに、今辞めるのはもったいないという考えにガラッと変わりました。
それから心機一転
始めはお金のためだけにもう少し頑張ろうという気持ちだったのだけど、今ではそんなガツガツとした思いより、長年お世話になった職場に対して恩返しのような気持ちまで芽生えてきました。
仕事辞めたい病の彼女に、こんな私の体験談を話しても、彼女の心はもう反対の方向を向いてしまっているようで、かなり重症のようです。
まぁ、彼女は退職金の額には拘らないというのですから、定年を待たずしても辞めたい時に辞めるのが一番いいのでしょう。
それ以上は私がとやかく言う筋合いのものではありませんが、少なくとも後先考えずに短絡的な行動に出るのは避けた方が無難です。
プチ贅沢の日々
最近、倹約家の私がプチ贅沢を楽しんでいます。
クラフトビールも私にしてみればプチ贅沢の一つ
和歌山のみかん梅干し、遠近両用コンタクトレンズなど、いつもなら買わないようなものをあれこれとお取り寄せしています。
今までの私だったら、欲しいけど買おうかどうしようか迷った挙句に却下するものばかりです。
なのに、今は迷わずあれこれ買ってしまうのは、こんなプチ贅沢ができるのも今年度限りだと思っているからです。
来年からはおそらく無職です。
和歌山のみかん梅干し、コンタクトレンズ、クラフトビールなど、高嶺の花となってしまいそうです。
そんな生活はある意味怖いけど、ある意味サバイバルゲームみたいで楽しみでもあります。
まぁ、時々金麦ぐらいは飲むでしょうがね