忘れた頃に不動産屋から連絡
実はこの不動産屋からは見放されたと思っていたんです。
問い合わせていた物件は、立地よし、間取りよし、外観よし
ただ内部の問題です。
築30年の内観写真を拝見したところ、あちこちが傷んでいて、とてもそのままでは住める状態ではありません。
リフォームはやむを得ない感じでした。
あとは予算の問題で、現状の物件価格だけで予算いっぱいいっぱい
リフォーム代を視野に入れれば予算オーバーです。
だめ元で、不動産屋に物件価格の値下げ交渉ができないものかと問合せをしたところ、それ以来音沙汰がなかったんです。
まだ、売り出し始めたばかりの物件に値下げ交渉の話まで持ちかけたので、連絡がこないのは、厚かましい奴だと見放されたんじゃあと思っていたところ、問い合わせから10日ほど経った今日、ようやく返事が来ました。
と言っても、希望が持てるような返事ではなく、私が目を付けたように、この物件を検討している人が何人もいることから、売主様は今のところ減額する予定はないとのこと
そりゃあそうですよねぇ
値下げしないで売れるものなら、その方が得ですから
予算が少ないあまりに、あと少しのところで手を出せない物件の多いことです。
だけど、まだ諦めたわけじゃありません。
不動産屋には、万が一、この物件に買い手がつかない場合や値下げした場合には、いち早く連絡してもらうように、ダメ元でお願いしておきました。
万が一のことが起きればいいなぁと、ちょっとだけ祈っているんです。
摘果きゅうりの醤油漬け
この時期になると、いつも行くスーパーに『ちびきゅうり』というのが1袋100円ぐらいで販売されます。
『ちびきゅうり』とは摘果きゅうりのことです。
きゅうりの苗がまだ小さいうちに実が成ってしまうと成長に遅れが生じるために、摘果したきゅうりのことを摘果きゅうり=ちびきゅうりと言うのです。
ちびきゅうりは漬物にするとコリコリして箸が止まらなくなります。
毎晩、2,3本食べていますが、食べ過ぎ注意ってぐらい美味しいんです。
普通のきゅうりにはないコリコリした食感はくせになります。
地元の生産者さんが、地元で採れた山菜や、ちびきゅうりのような変わった野菜をスーパーに卸し、それが店頭に並ぶと、田舎に住んでいるのもまんざら悪くないと思えます。
住めば都とはよくいったモノで、住み慣れた街は確かに便利です。
だけど、田舎という所は、一見すると温かそうで、実は都会よりも冷たい部分もあります。
この田舎街が出生地ではない私は、長年住んでいながらも馴染みきれない部分がありました。
そんなことから、この歳になってから、この街は時々訪れる街でいいような気がしてきたんです。
いくら仲のいい友だちでも、毎日一緒にいるとけんかしてしまうように、時々訪れる街なら、もっと素敵な街に見えそうです。