高齢者優先の集団ワクチン接種が、私の住む街でも始まっています。
ここで問題なのが、高齢者が優先してもらえるのはありがたいことだけど、自力で集団接種会場に行けない高齢者もいるわけです。
そういう場合には家族や、民生委員さんなどに協力してもらわなければならず、遠慮深い高齢者などは、「人に迷惑をかけるぐらいなら」と、せっかく優先して接種してもらえるというのに、悲しいかな辞退する人もいます。
うちの母の場合は、そもそも足腰が弱いために集団接種会場まで行くこと自体嫌がります。
そんな母のような人のために、個別に接種できる枠が設けられていて、個別接種希望の予約電話の受付が今月の下旬から始まると封書で案内をもらっていました。
その案内には、かかりつけ医に直接電話をしても受け付けてもらえないので、案内文に書かれたコールセンターが予約受付の窓口になると書かれていました。
で、私は予約が始まる日をカレンダーに印をつけて、忘れないように電話をするつもりでいたところ、母から予めワクチン接種をしたいことを聞いていたかかりつけ医の方から、「この日にワクチンを打ちに来て」と電話があったと、母から聞きました。
それが本当なら、コールセンターに予約の電話をする必要もなくなり、私の手間も省けて、ありがたいこと
だけど、案内文には、「かかりつけ医に直接電話をしても予約は取れない」と書かれていたし、ましてや、かかりつけ医の方から母に電話をしてきて「この日に来てくれ」とは、なんて親切なこと
これは田舎ならではのシステムなのか
はたまた、長年の付き合いである母とかかりつけ医の信頼関係から生まれたことか
それとも、高齢者の中でも更に優先順位があるのか
何だか私にはよくわからないけど、とりあえず難なく予約が取れてやれやれでした。
予約日と私の仕事日が重なることを懸念していたけど、上司に理由を言って休暇を申し出たところ、あっさり承諾してもらえ、これで準備万端です。
母のかかりつけ医への付き添いは久しぶりのこと
また母とかかりつけ医の漫才が見られると思うと楽しみです。