田舎に帰る回数を増やそうと思う
お盆の予定はこれで終了
偶然にもお盆という日に、田舎の母の病院受診が重なり、片道車で2時間
お盆だということもあり、平時より道は混んでいたが、それを見込んで早朝に出発したおかげでスムーズに着いた。
半年に1度、母は大きな病院で諸々の検査をして経過を診てもらっているのだが、今回は持病に関する値が悪くなっていた。
たまにしか会わない母の体の中で起こっている変化を知った時
田舎に帰る回数をもっと増やそうと思った。
受診が終わり、近くのスーパーでお寿司を買って母と二人で食べたのだが、
家に帰り靴下を脱いだ母の足の爪を見て愕然
まるで魔女の爪のように丸まって、指の長さの倍ぐらいに伸びていた。
いつから切っていないのかと母に聞くと、私が田舎を離れてからだと
ということは約2年半
足腰が弱ってはいても、トイレも行けるし、お風呂も一人で入っている母だが、手の爪は自分で切れても、足の爪はどうにも切れずに2年半も放置していたらしい。
お寿司を食べた後、早速、床に新聞紙を敷き、魔女のように伸びきって盛り上がった母の足の爪を、ニッパーで時間をかけて少しづつ切った。
切りながら、母の状態に気付いてあげられなかったことに後悔の念
口を開けば喧嘩ばかりしている私たち母子だったが、今日の母は私の目には弱々しく映った。
遠距離介護なんて、結局は自己満足になってしまいそうだが後悔のないようにしたい。
今日の夕ご飯
久しぶりに往復4時間の車の運転は疲れた。
暑いは暑いが、山で囲まれた田舎はこの街の暑さとは違う。
もう田舎に戻りたいとは思わないが、田舎暮らしをしていた頃のことが急に甦った。
今日の夕ご飯
いかとねぎのバター炒め
冷や奴
野菜サラダ
ねぎ入り納豆
漬物
本麒麟
ここ何年も母の病院受診に付き添っているが、今日の母は今までの母と比べるとかなり弱々しかった。
先生との会話も歯切れが悪く、一回りも二回りも小さくなった母を見て、いつもの意地悪娘を演じていた私も内心は違っていた。
私が今できることを深く考えた1日