実は母には何も話していない
3連休2日目
3連休のうちで自分の時間が持てるのは今日だけ
明日も物件のある街まで行かなければならず、今日は食料品の買い出しや母へのサービス、明後日から始まる過酷な5連勤に備えておかずの作り置きに徹しました。
実は母には激安物件を見つけたことも、その先の話を進めていることも何も話していません。
ちょっと前までは、母を連れて引っ越しをするつもりでいたけれど、2か月ほど前の大ゲンカから、そうでなくでも元々反りの合わない母との二人暮らしなんて、到底無理だと悟り、一人で引っ越しをしようと密かに思っているのです。
父が亡くなってから、母は10数年間も兄との二人暮らしです。
働かないだの、家のことを何にもしないだの、いつも兄の文句ばかり言っている母だけど、私が見る限りでは、母と兄はよく似ていて、仲がいいようです。
実家の一番の問題は経済的なこと
それならば、母を引き取るという選択肢よりお金で解決した方がスムーズかと、現実的に考えれば、今はそれが最善策のような気がしています。
近くに住んでいるとは言っても、今でさえ同居していない私たち母子です。
その距離が今より遠くなることに不便や心配が生じるのは確かだけど、だからと言って私自身のこれからの人生も考えたいところです。
今日、1週間ぶりに実家を覗いたら、私の顔を見るなりまた母の泣き言が始まりました。
今日は骨が痛いと言っていましたが、それを聞いた私は恐ろしく冷たい顔をしていたのではと思います。
以前、私が病気で入院することになった時、「お前にもしものことがあったら、わしら(実家)は喰っていけなくなる。」と私の体のことより自分たちの生活のことを心配した母です。
正直といえば正直なのでしょうが
実の子だからと言って、死ぬまで自分のそばにいてくれるなんて確証など何もありません。
事実、私の子だって田舎に私を置いて遠くに行ってしまいましたからね
誰もが最後は一人です。
たとえ親子と言えども、人の人生の責任までは持てないというヤツです。
今日の夕ご飯
1週間前に実家に行った時、ぼちぼち炊き込みご飯が食べたいと言っていた母
暑い最中は炊き込みご飯も腐りやすいので、朝晩涼しくなったこの頃は、炊き込みご飯復活の時期でもあります。
今日の夕ご飯
炊き込みご飯
ブロックハム
納豆
トマトの酢漬け
こも豆腐の出汁煮
なすの甘辛炒め煮
らっきょう&梅干し
芋焼酎のレモン炭酸割
久しぶりに芋焼酎のレモン炭酸割です。
箱買いしている炭酸水の賞味期限が10月の終わり
炭酸水の消化のため本日から本麒麟はしばらくの間封印しました。
少し前まで考えていたこと
母を引き取って母の面倒をみるなんてきれいごとは、私の意思だけでなく母の意思もあります。
母は同居している兄のことが気がかりでならないのです。
私が母を引き取るということは母と兄を引き裂くことと同じです。
離れて暮らしていても出来ることはあるので、私は自分ができる範囲のことをこれからもしていこうと思っています。
夕飯に間に合うように実家に炊き込みご飯を届けました。
母はタッパーに詰めた炊き込みご飯を見ると、待ってましたとばかりに、すぐに手を付けていました。
これが母と私が一番幸せな距離感のような気がします。
無理して近づき過ぎると爆発しますから