ついにきた 再雇用の話
うちの職場
毎年、年度替わり早々に、年度末で退職する職員の意思を確認します。
私は今年度末で60歳定年
私の仕事はほぼ肉体労働です。
30年近くも働いておきながら今更だけど、私がこの職種を選んだのは高給だったからです。
ワンオペで子供を育て上げるにはお金が必要でした。
子供が3歳の時からこの職場では働かせてもらえたおかげで、無事に子供を育て上げることができ、子供は私の元から巣立っていきました。
子供が巣立っていくと、私はもうこの職場で以前のようにガツガツと働く理由がなくなり、自分一人が慎ましく生活ができて食べていければいいという考えに変わりました。
この30年近くは、お金のために家族や自分の健康を犠牲にしてまでも一所懸命働いてきましたが、それも60歳定年までと心に決めて、あと少しあと少しと自分にハッパをかけて、残り少なくなった在職期間を過ごしている現在です。
そんなところへ予想はしていましたが、管理職が私の部署に来たついでに「定年後も働いてほしい」と、私に再雇用の話を持ちかけてきました。
今年度末で私の職種の数人がゴソッと退職することは知っています。
ハローワークに以前から募集をかけているらしいけど、人が集まらないことも知っています。
だからといって定年で退職したいという私の意思は変わりません。
管理職にはその旨を伝えましたが、「また来る」とだけ言って去っていきました。
私はこの職場に対しては感謝の気持ちは勿論ありますが、これ以上社畜であり続けたくない気持ちが入り混じっています。
再雇用となれば給料は半分程度になります。
半分になっても再雇用の道を歩んでこの職場に残っている人もたくさんいますが、大抵の人はいつも文句ばかり言って働いています。
私はそんな風になりたくないんです。
じゃあ生活はどうするの?って話ですが、当面は貯金を崩して親の介護をしながら慎ましく生活するつもりです。
まぁ、慎ましい生活は今に始まったことではありませんからね
それでも、60歳過ぎてからも社畜であり続けるよりましだと思っていますから、細々とでも自分らしく生きたいと思っています。
自分の人生ですから、残りの人生ぐらい自分で決めても罰は当たらないと思います。
高給だった人に限って優雅な生活レベルにこだわって、お金お金と言っているような気がするけど、生活レベルを落とすということに目を向ければいいのになぁ、って私個人的には思ってしまいます。
オクラのベーコン巻きカレーライス
まだ慌てたことはないと思っていても、このところ自分の考えの甘さから物件探しが頓挫していることに、少なからず凹んでいる私です。
今日は敢えて物件探しのことを頭から一切離して、料理に没頭しました。
鶏ハム、サラダ、野菜スープ
夕ご飯にオクラのベーコン巻きカレーライスを作りました。
カレーは飲み物と言う人がいるように、具の少ないカレーは物足りません。
油を引いたフライパンで焼いてから塩コショウを振り、水を少し入れてフタをして蒸し焼きしたあと、みりんとお醤油を入れて味を絡めたオクラのベーコン巻きをトッピング
それだけで一味違った具だくさんのカレーライスに変身です。
午後からの3時間余り、キッチンにこもっていたら徐々に気分も晴れてきました。
物事うまくいかない時は、一旦考えるのをやめるといいかも知れません。
車を買うような感覚で物件を探していた私
決断を急いではいけないことの表れだったかも知れません。