【朗報】身寄りのない高齢者支援を拡充
紙の新聞からデジタル新聞に契約を変更してから、記事をじっくり読むようになった。
スマホで読むなら、1日中、新聞を持ち歩いているのと同じだ。
通勤バスの中でも、チョコチョコ読めるおかげで、以前より時事ネタに詳しくなったかも知れない。
というわけで、今日の新聞で目に留まった記事をシェアしたい。
厚生労働省は、身寄りのない高齢者支援の拡充のために動き出したようだ。
身寄りのない高齢者支援は、入院時の身元保証や死亡後の手続きなど、すでに民間サービスで行っている団体もある。
60代一人暮らしの私も、そういった民間サービスの料金体制を調べたことがあるが、まぁまぁ高額だ。
いざとなったら払えなくはないが、そこまでしてと思える金額だ。
民間サービスでは「内容を理解しないまま高額な契約をしてしまった」「解約時に預託金が返金されない」など消費者トラブルの相談が相次いでいるとも
今後、厚生労働省が取り組むのは、そんな民間サービスを利用できない低所得者向けの支援制度らしい。
厚生労働省は、身寄りのない高齢者への支援を拡充する方針を固めた。入院時の身元保証や死亡後の手続きを担う民間サービスは料金が高額なため、利用できない低所得者ら向けに新たな支援制度を設ける方向だ。各地の社会福祉協議会などが運営することを想定している。来年の通常国会で関連法改正を目指す。政府関係者が5日、明らかにした。
1人暮らしの増加や親族のつながりの薄れなどを背景に身寄りのない高齢者は増加すると見込まれる。厚労省は有識者検討会で議論を進め、今夏までに支援体制の詳細をまとめる。
厚労省は社会福祉法の改正で(1)金銭の管理や福祉サービスの手続き代行など日常生活の支援(2)病院や施設に入る際の身元保証(3)葬儀や納骨、遺品の整理など死亡後の事務手続き―を社会福祉事業と位置づける方向で検討。所得や資力に応じた料金設定を原則とした上で低額や無料で利用できるようにする。
サービスを通じて見守りを強化し、孤立や孤独を防ぐ狙いもある。
記事を読む限り、低所得者の線引きが一体どの辺りか気になるところだが
低所得者向けの支援制度というのは、ちょっと腑に落ちない。
では、高所得の高齢者がこの支援制度から除外されるというのも不公平感がある。
いずれにしても私が高所得者でないことは間違いない。
この制度が確立すれば、おそらく利用できるだろう。
一人暮らしのシニアの心配事のひとつは、万が一の入院時に身元保証人を誰に依頼するかだ。
私自身は、市内に住むいとこたちと協力し合おうと話してはいるが
普段それほど行き来もしていない間柄で、困った時だけ頼みたくない頼まれたくない、というのが本音だ。
厚生労働省は来年の通常国会で関連法改正を目指すというのだから、あと1年後にはどうにかなりそうだ。
世の一人暮らしのシニア世代も、少しホッとしたのでは
今日の夕ご飯
お腹が痛い、熱が出た、めまいがする、骨折した…
シニアの一人暮らしは気楽な反面、不安と背中合わせ
いつも元気とは限らない。
今日の夕ご飯
写真をアップするまでもない。
昨日の残りモノのカレーにイカフライをのせただけ
しかしながら、一人暮らしの一番の心配事が、ここへ来て急転直下
お腹に激痛が走ってもジッと我慢の子、絶対病院には行かないと家の中で踏ん張っていたのは、
万が一、入院にでもなった場合、身元保証人のことで頭を悩ませたくなかったからだ。
目の前に広がっていた厚い雲が一気に散った。