逃したチャンスに悔しさがこみ上げる
あー
何でこんな時に休職中なんだ。
固有名詞は書けないが、いつも行く映画館で試写会があると新聞で知った。
試写会の後のトークショーには、某有名俳優も登壇する。
知ったからには何が何でも行きたいと、早速チケットを手に入れようと思ったのだが、新聞に小さく書かれた注意書きを見て迷った。
テレビカメラが入る、映り込む可能性がある、新聞に掲載されるかも知れないと
休職中だって映画ぐらいいいだろうと、気晴らしに何度か映画館には足を運んでいるが
何となく後ろめたい気持ちは常にあった。
そんな普段の時でさえ、会社の人にバッタリ会わないかと、時々きょろきょろする、案外小心者の私だ。
まずないと思うことでも、ある時はある。
数年前、参戦したイエローモンキーのライブDVDを買ったのだが、観てビックリ
3万人の観客の中にノリまくっている私がしっかり写り込んでいた。
そんなこともあるのだ。
ましてや有名俳優がトークショーに登壇する試写会だ。
普段より人の入りが多いことは目に見えている。
そこにテレビカメラも入る。
そんな目立つ場所に休職中の私が行くのはやっぱりやめようと、一旦は諦めたが、やっぱり諦めきれず
意を決してチケット販売窓口に電話してみたが、時すでに遅し
SOLD OUT
つまらぬことで迷っている間に、あっさり置いてきぼりにされてしまった。
これを書いている間にも、悔しさがこみ上げてくる。
変装でも何でもして行けばよかったんだ。
中学校の音楽教師が、いつも言っていたことを思い出した。
「チャンスは逃してはいけない。」
えぇ、その通りですとも
今日の夕ご飯
試写会のことを朝刊で知り
SOLD OUTの事実を知った正午過ぎから、今の今まで、悔しさが止まない。
今日の夕ご飯
焼売
マカロニサラダ
結びこんにゃくのきんぴら
漬物
豆腐とわかめのお味噌汁
芋焼酎の炭酸割
骨折して体力も筋力も衰え、求人に応募して不採用になり
じゃあ、今の私に何ができるとか色々考えだして
自分を奮い立たせてみたり、やっぱりやめたと諦めてみたり
優柔不断になった自分が招いた当然の結果が今回のことだ。
一人暮らしのシニア女子
これからは、迷わず即行動
ここぞというチャンスはそんなに多くは残っていない。