遠距離介護は自己満足だったかも
ブログにはあまり書いていなかったが
実家のある田舎には時々帰って、母の病院受診の付き添いなどをしていた。
母は1年前ぐらいまでは一人でお風呂に入って身綺麗にしていたが、夏に母に会った時は愕然とした。
髪も体も垢が溜って汚れていて、病院へ行くため母を乗せた新車の助手席には、見る見るうちに落屑が積もった。
聞けば、一人でお風呂に入ってはいるが、体や髪が上手く洗えなくなったと
垢や汚れを落としきれないまま月日が経っていたようだ。
私がこの街に家を構えた当初の目的は、母を呼び寄せるためでもあった。
いざ実現しようとした時には母の迷いもあり、すぐに実現することなくダラダラと時間が過ぎ、今に至ってしまった。
新しい街で新しい生活をするのは年齢に限りがある。
知らない街で暮らすには母は歳を取り過ぎてしまったのだ。
幸いなことに母は一人暮らしではない。
同居する兄は、私が田舎を離れてから随分と逞しくなった。
母にとっては、口を開けば喧嘩になる私と2人で暮らすより現状維持の方がいいだろうと
親切の押し売りみたいなことは考えなくなったが
私に出来ることはしてあげたい。
今日は有給休暇を取り、
母の散髪、洗髪、入浴、爪切りなど、身体ケアのため、車でひとっ走り実家へ行ってきた。
片道100キロ、遠距離介護と言えば聞こえはいいが、母のためというより自己満足だったような
本当に母のことを思えば、田舎を離れなかっただろうし
まぁ何でもいい。
サッパリして満足げな母の顔を見ることが出来て良かった。
ついでに母の紙パンツなどの買い物をしたり、暗くなった蛍光灯の交換をしたり
朝早くに家を出て、帰宅したのが夕方5時近く
まぁまぁハードな1日だった。
今日の夕ご飯
帰りが遅くなることを想定し、田舎のスーパーで惣菜やお寿司を買ってきた。
それをガツガツと食べながら
昼ご飯を食べていなかったことに気付いた。
今日の夕ご飯

サーモンのお寿司
ロースかつ
炊き込みご飯
漬物
味噌汁
芋焼酎の水割り
炊き込みご飯は母の大好物
実家に持参した残りだ。
昨日の夜に具を作り、今朝炊きたてを持って行った。
これも自己満足と言えばそうかも知れない。
たまに会う孫みたいなモノで、勝手可愛がり
兄の苦労が身に沁みる。

