『国宝』、エンドロールで席を立たず納得
劇場公開から既に2か月経った映画『国宝』

ついに今日、遅ればせながら私も映画館へ足を運んだ。
シニアブログの中でも、既に鑑賞された方も多いようで、映画のあらすじは大体分かっていた。
歌舞伎のことをよく知らなくても、自然に引き込まれる映画であることは確かだ。
歌舞伎独特の映像の美しさはもとより
歌舞伎界の血が流れている俊介と、任侠の一門に生まれた喜久雄という相反する人間が、子供の頃から兄弟のようにして育ち、
もがき苦しみながら歩む歌舞伎界のヒューマンドラマ
この映画をきっかけに、国宝級イケメンと言われるようになった吉沢亮と横浜流星を主役に抜擢したのも大正解だ。
劇中、彼らの顔、特に整い過ぎた鼻筋を見ているだけでウットリした。
上映時間3時間と知った時、まずはトイレの心配をした。
上映前からなるべく水分を摂らないようにして何とか3時間持ちこたえたが、
エンドロールが流れ始めた時、我慢できずに立ち上がって外に出た女性が数名いる中、私はエンドロールの最後の最後まで観た。
そこで初めて知ったのは、この映画の監督が李相日だったことだ。
彼の映画は、『悪人』『怒り』など数々の映画を鑑賞したが、『国宝』にも共通するものを感じずにいられず、彼が監督であったことに妙に納得した。
心に残るいい映画だった。
今までイケメン嫌いだった私の概念もガラッと変わった。
左から李相日、吉沢亮、横浜流星、渡辺謙
*東洋経済オンライン様よりお借りしました
4人並んだ姿を見れば好きにならずにいられない。
今日のランチ
映画の帰りは寿司ランチ
まずは、お決まりの生中
ランチタイムの生中は半額でラッキー
まぁまぁ結構なボリュームで、普通に美味しかった。
地球温暖化が進む今、連日観測史上最高気温のニュースを聞く。
シニアにとっては「今日も生きた」と、生きること自体が褒め言葉となりそうな時代になった。
今日で広島原爆投下から80年が経った。
核廃絶を訴える一方、核保有し続ける国と
今日は平和に映画鑑賞に浸ったが、明日のことはわからない。
できれば、そんな心配をしないで老後を過ごしたいと強く願う。