母の付き添いは重労働

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母の付き添いは重労働

こんな日に限って土砂降りでした。

今日は、母の半年に一度の総合病院の受診日

受診に付き添うたびに、母の変化に気付きます。

病院に連れて行くために母を迎えに行くと、母は玄関先の階段に座って待っていました。

おそらく、部屋の中で待っていても、部屋から玄関、玄関から外、それから車に乗るまでには相当時間がかかることを予想している母の事前準備なのです。

階段に座っていた母は、私の介助がなくては立てませんでした。

ようやく立ってから、5段ほどの階段を下りるのも命がけ

それから車に乗るまでの2,3mの距離も、杖を付きながらもヨタヨタして、私の支えなしでは危なっかしくて仕方ありませんでした。

母を車の助手席に乗せる間、私は母を支えながら傘をさしていたけど、土砂降りのせいでびしょ濡れ

病院の玄関で車を止め、母を車いすにのせてから、駐車場に車を置き、玄関で待っていた母を連れてようやく受診です。

おしっこの検査があったので、危なっかしい母をトイレで介助

無事に受診が終わり、土砂降りの中、病院を後にしました。

帰り道、かれこれ50年来のつきあいである老舗中華そば屋の前を通ると、この土砂降りにもかかわらず、黄色い開店灯が回っていたので寄りました。

ここの裏メニューの味噌ラーメンは母の大好物なのです。

お店の駐車場は少し離れた場所にあるので、母をまずは車から降ろして、店の中に入れて席に座らせ、それから駐車場に車を止めてお店に戻った私はまたしてもずぶ濡れ

先にお店のカウンターに座っていた母は、すでに店主と話に花を咲かせていました。

80歳を超えた店主と母の会話は、高齢者優先で実施されるコロナワクチンの話しでしたが、外出する機会がほとんどなくなった母は、たまの外出でのこうした会話を楽しんでいるように見えました。

母の外出先で見る姿は生き生きしています。

反対に、付き添う私は重労働になってきました。

かかりつけ医の話し

いつも母は、かかりつけ医で薬を処方してもらっているので、今日は私が代行して薬の処方箋をもらいに行ってきました。

私が母のかかりつけ医に行くのは久しぶりのこと

かかりつけ医は私を診察室に呼んで、最近の母の様子を聞きました。

私は足腰が相当弱っていることを話すと、かかりつけ医も同じことを指摘して、かなり心配していました。

かかりつけ医は母のことを、「よくあの体でよく頑張っている」とも言ってくれました。

そして、運動や減量をいくら勧めても否定的なことしか言わないと、総合病院のお医者が言うことと同じことを言われました。

母はおそらく、減量したり運動をしてまで健康になりたいとは思っていないのです。

母も85歳になりました。

私は、二人のお医者たちに言われていることを、私からも母にガミガミと言っていたけど、最近はもう言わなくなりました。

本人にその気がないモノをいくら言ってもダメです。

母がいいならそれでいいんです。

歩けなくなるのも時間の問題

今日の母を見ていて、歩けなくなるのも時間の問題だと思いました。

歩けなくなった母のことを、今は想像できませんが、そうなると介護度も相当なものになります。

食事、排せつ、入浴

今は母が自力で頑張ってやっていることを、そうなった時には当然やってあげなければいけません。

ただ、そういった状況になる日が、私が退職する日まで待ってもらえればと勝手ながら願っています。

処方箋薬局のおばさんも転んで骨折してからお店に立てなくなったようです。

骨折とか寝たきりとか、自分の母親がそうなることが他人事ではなくなってきましたが、まだ起こってもいないことを、今からあれこれ心配しても仕方ありません。

そうなったらそうなった時です。

その時は母に負けないように私も頑張ります。

夕焼け

土砂降りの中、今日の私のミッションが終わり、アパートに帰ってから疲れて爆睡してしまいました。

起きたらすでに夕方

カーテンを閉めようと窓辺に行くと、西の空が夕焼けで真っ赤でした。

どうやら明日は晴れのよう

今日の土砂降りには意味があったのかも知れません。