朝の虹、妄想が現実になる前兆か
3軒隣りの空き家の解体工事も終わり、今日は工事車両もなく
バイトの帰り、見晴らしのよくなった跡地を見に行くと、先に隣の御主人が立って見ていた。
「あっという間に更地になりましたね」と話しかけると
隣りの御主人は「うちも解体」とポツリと言うので
「どうして?」と訊くと
「もう先が永くないでしょう」と返ってきた。
冗談半分現実半分といったところだろうが
隣りの御夫婦は70代半ば、まだまだお二人とも元気そうだ。
ご主人は時々バイクで出かけているし、奥様も自転車で買い物に出かけ、お二人とも現役車のドライバー
ご夫婦の年齢や暮らしぶりはさておき、隣家はこの界隈でもひと際目立つ古家だ。
私は、いよいよこの時が来たとばかりに
「お宅が更地になったら、私、買います!、畑やりたいんです!」と、妄想していた本音がポロリ
返答に困ったご主人の表情が、いつまでも目の裏でチラつく。
覆水盆に返らず
こぼれたミルクは元に戻らない
が、時間を戻せば
今朝の出勤時、バス停へ向かう道の先に大きな虹を見た。

朝の虹のスピリチュアル的な意味をAI様に聞いてみると
『朝の虹を見た時に心に抱いた願いや目標が叶いやすくなるとも言われています。』と
妄想が現実になる時が近づいたのか
金策だけが非現実的
今日の夕ご飯
隣の御主人に言ったことを本当に後悔しているのか
今日も、あれから2時間昼寝した。
今日の夕ご飯

クリームシチュー
レタス
春雨サラダ
のりたまご飯
漬物
芋焼酎のレモン炭酸割
空気を読むのが苦手な私、うっかり失言はよくあることで
言ってしまったモノは仕方がないと
今日も美味しい芋焼酎を飲んで、温かいクリームシチューを食べて
大きな朝の虹も見れたことだし
良い日だったと
お気に入りのダイニングテーブル

