八千草薫さんの名言
八千草薫さんが生前
テレビ等でおっしゃっていた言葉の数々は、今では名言とさえ言われているが
リハビリを兼ねた散歩を日課にしている今、その中の一つ『ちょっとだけ無理をして生きたい』という名言がお気に入り
『いつも楽しく、少しだけ無理をする』(八千草薫)
周囲の人達から「気を付けてくださいね」「無理をなさらないでくださいね」と労わってくださる言葉が増えてきたと感じたことがあったそうです。
ということは、私が年を取ってきたと思って皆さんが気を使ってくださっている。
でも、無理をしないですぅ~と生きていても、なんか生きている感じがしないし、少しだけ無理をするのがちょうどいいんじゃないかって。
若い時はうんといっぱい無理をしてもいいけど、年を取ってきたら少しだけ、無理をちょっとだけでもして生きていったらいいかなっと思いました。
特に60歳を過ぎてから、この言葉の意味は現実味を帯びてきた。
去年の年末に骨折してから、未だ重い物は持てず、細かな動作が制限される暮らしは、正直言って苦痛だ。
しかしながら、痛い痛いと言いながら、この先ずっと痛いことに甘えて生きていたくない。
散歩の途中、何回か足や腰に痛みが走ることがあるが、痛いからこそリハビリをするのだ。
今日は隣町のドラッグストアまで、買い物を兼ねた散歩にしたのだが
帰りのことも考えず、油など重さのあるモノを買い込んでしまった。
行きはよいよい帰りは恐いってヤツ
何度同じことを繰り返すのやら
自分のバカさ加減に呆れるが、買ってしまったモノは仕方がない。
帰り道、買ったモノを入れたマイバッグを、右手に持ってみたり、左手に持ち替えてみたり、肩から下げてみたり
健康な人なら楽に持てるモノでも、圧迫骨折後の私にとっては腰が沈むほどの負担を感じる。
それでも、こうした少しの無理の積み重ねが、いずれ実を結ぶと信じて散歩に励んでいる。
歳をとると、ひがみっぽくなる。
「無理しないで」と言われると、「まだ60代だぞ、年寄り扱いするな」と言いたくなるが、現実はそんなに無理はできない。
ほどほどに無理をするのが無難なところだ。
性格は顔に出る
今日は昨日より5度ぐらい気温が低い。
時々ザーッと大粒の雨が降り、涼しい風が家の中を通り抜ける。
冷房をつけない日は何日ぶりか
今日の夕ご飯
餃子
しらす丼
野菜サラダ
ねぎ入り納豆
漬物
芋焼酎のお茶割り
餃子を焼き過ぎて失敗
性格は顔に出ると言うが、特に八千草薫さんの晩年のお顔は、穏やかそのもの
珠玉の名言と言われるモノを、一つ一つ見ても、素敵に生き切った女性だと私は思う。
私も八千草薫さんのように素敵に生き切れば、死顔ぐらい穏やかになれるだろうか