解体してみないとわからない現実が発覚
中古住宅のリフォームというのは、解体してみないとわからない現実があることを思い知りました。
リフォーム内容を設計士と打ち合わせをした段階の話しと相違する点がいくつか判明
一つ目は2階の4畳ほどのウォークインクローゼット
構造上、その床面に半畳ほどの解体できない部分が高さ40cmぐらい残ることになりました。
どうせ収納場所ですから扉を閉めてしまえばわかりませんが、構造上と言われれば仕方がないので、その部分に客布団を2組積み上げることにしました。
怪我の功名とでも言いますが、布団を積み上げるには腰を屈めなくてもいいし、客布団を置く場所にすのこを敷こうと思っていたので丁度良かったのかも知れません。
二つ目は、勝手口へ出る幅です。
システムキッチンと冷蔵庫の間を通るわけなのだけど、設計段階で設計士は65cmだと言っていたモノが、本日の職人さんの話しでは42cm
人が通る場所で23cm狭くなるのはありえません。
設計士は、私が選んだ冷蔵庫の幅が5cm大きかったからだと言うけれど、小学生じゃああるまいし、どう計算してもそんなに大きな差は出ないはずです。
人が通る場所は最低65cmは必要だと言われています。
おそらく設計段階の致命的なミスでしょうが、今更設計士を責めても仕方ありません。
とりあえずこの問題は職人さんと設計士とで再検討してもらうということで、今日のところは終わりました。
家をリフォームした人の体験談を聞くと、住む側からしてみればあり得ない、こういった問題はよくあることのようです。
考えてみれば、勝手口を使うのはゴミ出しの時ぐらいなので、私がこれ以上太らない限り何とか通行はできるだろうと思うしかありません。
三つ目は、2階のランドリールームから後付けバルコニーへ出るサッシの高さです。
サッシは腰窓で腰の高さは60cm
60cmの高さの腰窓をまたぎ、尚且つサッシをくぐってバルコニーへ出て洗濯物を干す。
これから老いる私にとっては、どう考えても不便なことです。
この問題も職人さんと設計士で再検討してもらうことにしました。
まぁ、設計士さんも言っていたように、出来上がった家を見るとまた違って見えるそうですから、この三つの問題がそれなりに解決できればヨシとしましょう。
途中、少し険悪なムードになったけれど、打ち合わせが終わり、最後に車に積んでいた職人さんたちへの差し入れを渡した時、ホッとその場がなごみました。
おそらく私が不便だと思っていた箇所は、その道のプロである設計士や職人さんも感じていたことだったのでしょうね
覚悟
今日のランチは道中にある通いなれたカフェの唐揚げランチ
このカフェもあと何回通えるでしょうか
先日、実家の母の病院に付き添い、その後、母の50年来の付き合いの中華そば屋に行きました。
やっとの思いで母を車から降ろし、店の暖簾をくぐると、カウンターに立っていたのは年老いた店主ではなくその息子
いつの間にか店主は引退し息子の代に替わっていました。
母は先代の店主が作る味噌ラーメンが食べたかったのに。
せっかくだったけど、そっと戸を閉めて店の中に入らずに帰ってきました。
母の持病も少しづつ悪くなっているとお医者から聞きました。
時の流れには逆らえないけれど、私もボチボチ覚悟しておかなければいけません。