激安物件の購入が叶い、あとは諸々の手続きを済ませて引き渡しを待つのみ
始まりは8月の初めのポータルサイトでした。
激安物件に出会う8月1日に問い合わせていた物件の返事がようやく来ました。不動産屋の話しでは、内見に来る人や現在検討中の人が多数いるけど、いまだ購入には至っていないとのことこの物件のホームページに掲載されていない内部の写真を以前送ってもらっていたけど、おそらく実際に内見すると引いてしまう気持ちはよくわかります。というのも、外観は築年数相応に見えないほどキレイなのに、内部の痛みや汚れはかなりの感じで、送ってもらったお風呂の写真には、バスタブの淵に真っ黒な雑巾が映っていたり、和室の障子は破れ放題ハ... 激安物件に出会う / 今日の夕ご飯 - 願わくばHAPPY END |
これがのちに私にとって運命的な出会いとなった物件です。
物件の内見
インスペクション依頼
1級建築士デザイナーに出会う
外壁工事可能かどうかで揉める
外壁工事のことで別の業者に相談
とりあえず相見積もりを考える
別の業者の営業マンの知識とセンスのなさに愕然とする
インスペクションの報告、プラン、見積もりを聞く
物件購入の意思決定
値下げ交渉成功
1級建築士デザイナーのプランに合わせて予算を上乗せ
それでも予算不足
値引き可能なら工事を依頼したいと申し出る
この時点で別の業者から相見積もりを取ることをやめる
リフォームをする時に必ず相見積もりを、と言われるけど、結局私は相見積もりも取らずに、初めに出会った1級建築士デザイナーにリフォームを依頼しようと決めたのは、その人柄からです。
インスペクションを依頼した時に初めて出会い、その後何度かメールや電話でやり取りするうちに感じた知識の深さ、センスの良さ、礼儀正しさ、誠実さはピカイチです。
一方、見積もりにまでも至らなかった別のリフォーム業者との出会いは、その会社の営業マン
リフォームに関する専門的な知識をどこまで持ち合わせているのか、発する言葉は営業トークで「お安くしときますよ~」
こちらの質問に対しても私が求める答えにならず、矛盾が多い
やる気があるのかないのか、連絡もマメにしてこない
私が初めに出した予算が安かったから、なめられたのだろうと思っていますが
その点、その安い予算で1級建築士デザイナーの方は精いっぱいのプランを立てて、できるだけ私の思いに近づくように代替案まで考えてくれました。
受け取った分厚い計画書と見積もりの書かれた紙の隅に、それを印刷した時間が小さくプリントされていたのだけど、それが23:06
ぎちぎちの予算を提示した私のような安物の客に対しても、深夜まで仕事に向き合ってくれていたんだと思った時、私はこの方に依頼しようと決めました。
安い高いだけじゃあ決められないんです。
最終的には相手を信頼できるかできないかなんです。
朝晩寒くなったこの頃、
徐々に日も短くなり、私の嫌いな秋の入り口です。
ちょっと前まで、しらす丼のトッピングに大活躍していたベランダの青じそ
よくよく見ればすでに穂紫蘇と化しています。
もう半年もすれば、ついに私も定年退職
その頃には、激安物件のリフォーム工事も終わって、劇的ビフォーアフターの全容が見られることでしょう。
母とその家で一緒に住むことを以前は提案していたけど、おそらく母は拒否するだろうと思っています。
母はタバコも吸わしてもらえないきれいな家に住むことより、汚くても気楽に生活できる方を選ぶでしょうから
だけど、できれば母にも見せてあげたいと思っています。
おそらく精いっぱい嫌味を言うでしょうがね