「老人の瘦せ」は肺炎や骨折につながる恐れ、小太りぐらいが安全 / 小さな春

「老人の瘦せ」は肺炎や骨折につながる恐れ、小太りぐらいが安全

タイトルの件

今日の地方紙に掲載されていた記事だ。

私は、まだ前期高齢者にもなっていないが、興味深い記事だったのでシェアしたい。

先進諸国でも日本は「痩せた老人」が多いのだという。老人の痩せは筋肉量や骨量の低下を伴い、肺炎や骨折につながる。肥満に比べ軽視されがちだが、老人には命に関わる大問題となる。

「日本の在宅高齢者は総じて栄養状態が悪く、筋力が落ちている」。首都圏を中心に在宅クリニック24カ所を運営する医療法人社団悠翔会の佐々木淳理事長はこう語る。

訪問看護を受ける老人の体格指数(BMI)は平均18・1との国内の調査結果がある。老人は若い世代と逆で、BMIが標準の22を下回ると死亡リスクは上がり、小太り程度が安全だという。

同会の患者で2014年に緊急入院した755人(平均90・8歳)の入院理由は、肺炎とその前段の摂食障害、そして骨折で45%を占めた。しかも肺炎の約30%、骨折の10%弱が病院で亡くなり、無事に退院しても要介護度は悪化していた。

老人は入院中に徐々に弱る「入院関連機能障害」を起こす。10日で筋肉は7年、認知は5年衰えるとされ、佐々木さんは「高齢者には入院自体がリスク」と断言する。

その大きな理由は入院中の栄養管理と安静指示。誤嚥(ごえん)や窒息を恐れ食事を止めて点滴に頼り、転倒による骨折回避でベッドでの安静を強いる。「これが回復の可能性を奪う」と佐々木さん。

家でも食事量が減れば同じ。体は低栄養を補うため筋肉を分解し、筋力が落ちるサルコペニアになる。せき込んで気管の異物を吐き出せずに誤嚥性肺炎となり、転倒による骨折も増える。「低栄養」が入院につながる。

薬の問題もある。厚生労働省の調査では、持病が複数ある老人が飲む薬は平均6種類で、認知症があると10種類以上の人も。食欲低下や嚥下(えんげ)障害、低栄養などの薬剤起因性老年症候群になりやすく、佐々木さんは「できれば5種類までに」。

「老人は食が細くて当然」との認識も間違い。いくつも抱える慢性疾患がエネルギーを消費しており、しっかり食べたつもりでも痩せていく。

しかも老人は痩せやすく、太りにくい。体重維持が重要で、体重を毎日量り、減っているなら医薬品栄養剤や市販の栄養補助食品を使ってでも不足を補う。悠翔会は退院後の弱った老人にこの栄養治療を積極的に導入している。体力や胃腸機能が回復すると食べられるようになるという。代謝機能が落ちた老人は血中脂質や尿酸、血糖などは高めで当然。検査結果だけを見て、判で押したように食事制限をする医師もまだ多く、医療側の問題もある。

運動が難しい老人も、タンパク質を取れば筋肉は保てる。「まずカロリー、次にタンパク質を」が基本で、好物なら、若い人にはリスクのファストフードや揚げ物もOK。血圧対策で減塩するより、おいしくしっかり食べることを優先して。

「食べる力が衰えると、人は衰える」と佐々木さん。年を重ねた後はさまざまな“意識の転換”が必要で、佐々木さんは患者の老人に「薬をちゃんと飲むより、3食しっかり食べて。体重を増やすことは命の貯金」と説明しているという。

老人はサッパリ系の食事が当たり前だと思っていたが、目からうろこ

この記事でいう老人の年齢は平均90歳前後

果たして私がその年齢になるまで生きているかどうかってところだが

仮に生きているとしたら、この記事を今のタイミングで読んでおいて良かった。

90歳になっても好きな唐揚げを食べられる。

その前に、唐揚げを食べられる丈夫な歯を残しておかないと

小さな春

玄関ポーチにも小さな春がやってきた。

まずは盆栽の長寿梅が一輪

3年前、定年退職祝いに後輩からもらった長寿梅だ。

もらった時のままの化粧鉢で育てているが、今年は盆栽の植え替えにチャレンジしたい。

 

今日の夕ご飯

豆腐ステーキ
ソーセージと野菜のソース炒め
ブロッコリーとツナのマヨネーズ和え
納豆
漬物
芋焼酎の湯割り

 

冒頭の新聞記事によると、医療側の見解も統一されていないようだ。

10年ほど前、母は直腸ガンの手術後に抗がん剤の服用を勧められた。

言われるままに母は服用を始めたが、次第に吐き気、浮腫などの激しい副作用が現れ、1クールの薬も飲み切れずギブアップ

あの時、医者は飲み続けろと言ったが、看護師は無理ならもう飲まなくていいと

あれから母は抗がん剤を飲むのをパッタリ止めた。

しばらくすると吐き気も治まり、浮腫も消滅、食欲も出て、10年以上経った今も健在

飲み切れなかった数万円分の抗がん剤はゴミ箱行き

あー、もったいない。

こうした過去の身内の経験からしても、医療側の見解も様々で統一されていない。

たまたま診てもらった医者の言いなりになっていると、とんでもないことになりそうで恐ろしい。

有名な医者の言うことが正しいとも限らない。

そんな中で、佐々木医師のような医師に出会えばホッとするのではと

 

道子

60代一人暮らし 定年退職後、フルリフォームした中古住宅で暮らしています。