60歳から始めた夜勤専従の仕事
今までやったこともない夜勤専従の仕事など、はたしてこの年齢でできるものか不安はあったけど、始めてから思うのは無理ではないということ
ましてや一人暮らしの身
家族の協力なんて要らないし、私自身が暮らしやすければそれでヨシ
仕事のある日も休日も、日中はいつもフリー
出勤前に干し上がった洗濯物を片付けて出かけ、帰宅した朝にはゴミ出しの時間にも間に合い、ゴミが溜まるということもない。
日中の地域活動に参加することもできるし、銀行やお役所にもいつでも行ける。
ちょっと仮眠した後、ササッとメイクしてランチにも行ける。
おまけに昼に働くよりお給料もいいし、週2のペースでそこそこ稼げる。
ワンオペの夜勤専従は煩わしい人間関係もなし
これって私に一番合った働き方かもって、最近になって思い始めました。
まぁ、これから先、何事もなければの話しだけど
先のことなど考えても仕方ありませんし
今を生きる
それだけです。
今の時代、家族があったところで、歳をとると老人施設に押し込まれ、その後のお世話は赤の他人様にお金と引き換えに放棄され、自宅にしろ老人施設にしろ終末期は一人も同然
手に入れたばかりのこの家に、出来るだけ長く一人で住み続けるには、健康維持とボケないこと
それと、どなたも不安で仕方がない年金暮らし
なんとかなりますって
毎日うなぎやステーキが食べたいわけでもないし
高齢の一人暮らしで心配なのは孤独死
だけど、おかげさまでご近所さんたちは、何気に私のことを気にかけて下さって、昨日も、お隣のお隣さんから枝豆を頂戴しました。
明日の晩酌が楽しみです。
おそらく、私の車や雨戸の様子をうかがって所在確認をしているのでしょう。
ありがたいことです。
乳飲み子を連れて田舎に出戻った頃、普通の家族に憧れたけど、今ではそんな憧れなんてどこへやら
最後は一人になるのなら、随分と経験豊富な一人暮らしです。
これから誰かを失う寂しさも恐れもありません。
明日の晩酌のアテの枝豆を楽しみに、今日も夜勤専従の仕事
こんな暮らしも悪くはありません。
20代の後半に結婚した当初、今頃の私は孫に囲まれた賑やかな暮らしを想像していたけど、先のことなどわからないモノです。