今日は本当は仕事だったが、朝一番に会社に電話をして休むことにした。
1週間前にぎっくり腰で痛めた腰がまだ痛い。
家でマイペースに家事をするのは問題ないが、会社に行けば老人の世話だ。
何をするにも腰に負担がかかる上、夜勤はワンオペだ。
1週間前に比べれば、多少は良くなっているものの、どうかすると飛び上がるほど痛い。
無理をして出勤したところで誰も褒めてはくれないし、私の腰の痛みは私にしかわからない。
去年の年末
施設内でコロナのクラスターが発生し、ドミノ欠勤となった社員の代わりに、私は休みも返上して働いた。
その最中、私自身も症状が現れ苦しかったが、私の代わりに働く者がいなかった。
結局、感染した社員たちは苦しかったであろうが、コロナ感染という大義名分で数日間自宅療養
貧乏くじを引いたとは思いたくないが、この時、苦しい時は苦しいと言わないと損だと思った。
今日の夜勤は休んだが、次の夜勤までに回復するかどうかは定かではない。
とりあえず、上司にはまた連絡するとだけ伝えたが、電話を切った後、妙にスッキリした。
とにかく、うちの社員たちはよく休む。
子供の病気、自身の体調不良、身内の不幸など、誰もが自分の都合の方を優先する。
考えてみれば今の時代はそれが当たり前なのだ。
何があっても休むに休めない、大昔の厳しい古体質など、もはや気にする時代ではない。
妙にスッキリしたのは、そんな考えがようやく吹っ切れたからだと思う。
とは言え、休んでばかりもいけないが、仕事より自分の体の方が大事だ。
社員を大事にしないこの会社に、自分の大事な命を捧げる必要もないだろう。
割り切るとはこういうことかも知れない。
朝一で会社に電話をしてから、自宅でのんびり過ごした。
3時間も昼寝をして、体を休めるにはいい機会となった。
腰の具合が良くなったらまた仕事に行こうとは思っている。
何たって日給のパート社員
休んだ分、給料が減るだけのことだ。
それほど遠慮したこともないだろう。
昨夜、ベッドの中で何度か寝返りを打ったようで、いつの間にか仰向けになっていた。
ぎっくり腰にとって、仰向けで寝るのが一番腰に負担がかかるらしいが、偶然その状態で目が覚めた時、気絶するかと思うほどの激痛が走った。
どう考えても、これで仕事に行く方が無理な話だ。
今日の夕ご飯
鍋物
海老のガーリック唐揚げ
煮豆
博多ごぶごぶ
本麒麟
冷蔵庫の残り物と鍋物で簡単に済ませた。
休養に徹して、それほど体を動かさなかったおかげでお腹も空かない。
ぎっくり腰から1週間
なかなか腰の痛みが良くならない毎日に、これからのことを考えることが多くなった。
この仕事、この会社に留まるべきか
回復がこれ以上長引いた時、これを理由に辞めてもいいかなぁとも思った。
この会社に入社した時
入社して初めて知ったブラックぶりだったが、とにかく1年は働こうと思っていた。
その1年もとうに過ぎて1年半が経ち、当初の目標はすでに達成している。
こんな時期に腰を痛めたことが何か意味でもあるような
急に会社が遠くに見え始めた。