元の住まいの廃棄物はトラック2台分

今日は12日ぶりに元の住まいに帰りました。

引っ越しの日から置いたままの古い家財道具の廃棄のためです。

婚礼タンス、ドレッサー、ベッドは全て33年前の嫁入り道具

大枚叩いて買ってくれた母には申し訳ないと思ったけど、処分するなら今しかないと思ってですね

後は、今まで使っていた羽毛布団や冷蔵庫、壊れたまま放置していた小型家電とか

廃棄物処理業者が準備してくれたトラック2台分がゴミと化しました。

まだ十分使えそうだった婚礼タンスも、業者が解体した途端に姿を変え、気持ちに踏ん切りがつきました。

古い過去を捨てないと新しい未来はやって来ないと言われている様でした。

不要品の処分に2日かかるかも知れないと言われていたので、お泊りグッズを準備して、今朝、家を出たのだけど、大の男が5人でトラックに積んでくれたので2時間弱で作業は終了

業者が帰ったあと、ガランとした部屋に残った大量のほこりを掃除機で吸い取り、明日、アパートの持ち主の検査に備えることにしました。

ついでに、職場にも出向き、いただいた餞別のお返しを配り、後は最終日の辞令交付式に出席するのみ

終わりがすぐそこに見えてきました。

実家に寄ると、母は私を待ち構えていたかのように、おにぎりを食べていけとか、兄には私に茶をいれろとか、色々と世話を焼いて、何度も何度も同じことを言っていました。

そんな実家を後にして、何となく後ろ髪を引かれる思いで2時間かけて新しい住まいに帰ってきた私

今までは高い山の稜線の間から見えていた夕日

新しい住まいが近づくと低い平野の空に見える夕日がまぶしく、新鮮な景色にうっとりしました。

これからは低い平野の空に夕日を見ることになります。

終わりと同時にやって来る始まりは、別れの後にやって来る出会いのようなモノで、今日見た夕日は出会いの象徴のようでした。

帰宅した頃にはもう薄暗く、新しい住まいの玄関ポーチライトが駐車場を明るく照らして私を出迎えてくれました。

ボロアパートにはいろんな思い出があるけど、もう戻りたくはありません。

夜も7時過ぎ

朝からランドリールームに干していた洗濯物をたたみ、夕飯の支度

キッチンが広くなって使い勝手が良くなると、料理をしていても楽しく感じます。

ここへ来てからはじめて揚げ物をしました。

トンカツです。

この時間からこの量を食べていては太ること間違いなし

4月からプー太郎になる私には時間はたっぷりあります。

ステッパーの有酸素運動でも復活させようかと思っておりますが、しばらくは毎日がパラダイス

先のことなど考えず、少しの間はゆとりのある暮らしを楽しみたいと思っています。

道子

60代一人暮らし 定年退職後、フルリフォームした中古住宅で暮らしています。

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