腰の痛みと共に生活することがどれほど疲れることか
寝返りを打つ
ベッドから起き上がる
トイレに行く
ベッドの布団を直す
カーテンを開ける
階段を下りる
着替える
…
何気ない日常の全ての行動に痛みが伴う生活だ。
パフォーマンスはダダ下がり
着替えるだけでも3倍は時間がかかる。
トイレでパンツの上げ下げも至難の業だ。
仕事を休み始めてから、昼となく夜となく眠くて仕方がないのは、この痛みのせいだろう。
大したことは何もしていないのにとにかく疲れる。
腹も減らないのにご飯を食べる。
暇だからコーヒータイムが増える。
腰が痛くても毎晩ビールは飲む。
1日中家に居ると電気代が上がるだろうな、なんて思う。
腰痛ベルトで腰をギュッと締めると幾分楽になるが、反動で腹が飛び出す。
会社を休み始めてからまだ4日目しか経ってないのに、もう1ヶ月ぐらい休んでいるような感覚だ。
始めは家でのんびりできて嬉しいと思っていたが、それは痛みがない生活に限る。
痛みと共に暮らすことがこれほど苦痛なことか
そう言いながらも、根っからせっかちな性格は直らない。
あれほど今はやめておこうと心に決めたのに
今日、車に積んだままになっていたタイヤを降ろし、灯油の買い出しに行ってきた。
車の乗り降りも運転も必死だ。
痛くないわけがない。
無謀だということは十分承知の上だが、他にやる人間がいない。
そうこうしていたら、自治会の方が来年用の神符を持ってきてくださった。
あぁ~ 神様~
と思わず絶句
神様がきっと私を守ってくれる。
そう信じて痛みに耐え、腰の治療に専念しよう。
午後から灯油の買い出しがてら、ホームセンターや100均にも寄った。
鏡餅や注連縄などが店頭に置かれ、すっかり年末ムードだ。
今日の夕ご飯
ソーセージ入り野菜炒め
ねぎ入り納豆
博多ごぶごぶ
お豆腐とわかめのお味噌汁
本麒麟
それほどお腹も空かないのに3度のご飯は食べる。
折角減った体重が元に戻るのは時間の問題だ。
仕事に復帰できるのか、このままフェイドアウトか
MRIの診断結果で方針が決まりそうだ。
どちらにしても、正月は何も考えずのんびり過ごしたい。