今回、圧迫骨折をしたことで、いい意味でも悪い意味でもあれこれ考えた。
実は今年は後厄だったのだが、今まで厄年なんてあんまり気にしたこともなく、厄払いもしたことはない。
だが、こんなことが起こると、やっぱり厄年だったからだと理由づけにもなるのだが、いつも思うのは、自分に起きるすべての出来事は偶然ではなく必然
今回のケガは特にそんな気がしている。
前職を定年退職してから、よくよく考えてみれば、とにかく突っ走ってきた。
再就職した会社がとんでもないブラックだとわかっても、1年半働き続けた。
神様は、私がケガすることによって辞め時を与えてくれたのだと、今ではそう解釈している。
痛い思いはしたがこれで良かったのだ。
そう思ったら何もかも吹っ切れた。
休業中の保障はしてもらわないと困るが、別に会社を恨んでいるわけではない。
後は3ヶ月の安静加療に専念して、次のステップに進もうと前向きになった。
私の人生にはまだしばらく続きがある。
今すべきことは、お医者の指示である安静加療
あれこれ悩んだり後悔したり、無理して動き回ることではない。
今はできるだけ心穏やかに静かに過ごそうと心に決めた。
今日も2時間ほど昼寝をした。
痛みを堪えて腰に負担がかからないように普段の生活をするだけで疲れる。
昼寝も安静加療の大義名分になる。
なるべく力仕事は避けたいが、今日、石油ストーブの灯油が空になりかけた。
階段下の収納庫に灯油タンクがしまってあるのだが、さて、そこからどうやってストーブのある所までタンクを持ってこようか
こんな時は知恵が働くものだ。
タンクの下にバスタオルを敷いて、そのバスタオルを引っ張ってストーブのある所まで運んだ。
これなら腰に負担がかからない。
我ながらいい方法を思いついたと感心した。
今回のケガは最高の厄落とし
3ヶ月の安静加療後、どんな生活が私を待ち受けているのだろうか
新聞に入っていた来年の高島易の占いはメッチャいいし
ちょっと楽しみになってきた。
数日前、家の近くで唐揚げ専門店がオープンした。
店の前を通るたびに、買おうかどうしようか迷っていたが、結局寄らずに素通りしていた。
車から降りるのも、また乗るのも、この痛みじゃ至難の業だからだ。
今日の夕ご飯
鶏の唐揚げ
付け合わせ野菜サラダ
豚汁
博多ごぶごぶ
本麒麟
車から降りて買えなければ家で作ればいい。
家で作ったいつもの唐揚げも普通に美味しかった。
満足満足
立ち仕事は腰への負担が少ないので、キッチンに立って料理をしている時間は楽しい。
安静加療と言っても、腰に負担のかからないことは積極的にやろうと思うがやっぱり疲れる。
疲れたら寝る
今はそれでいい。