世の中には仲がいい家族ばかりがあるわけじゃありません。
うちはまさにその典型なのだけど、そういうことって連鎖するのか、おそらく仲がいい家族というのはおじいちゃんもおばあちゃんも仲が良かったりして、そういう姿を見て育った子供も、どうすれば仲良く暮らせるのかを自然に身につけているのだと思います。
それと、いくら仲が良くてもケンカすることも当然あるわけで、だけど基本的に仲がいい家族というのは仲直りの仕方もちゃんと心得ているのだと
私には遠方に子供が一人いて、関係が悪化しています。
それでも一時期歩み寄りそうな気配もあったのだけど、ちょっとした思い違いからまた悪化
今では絶縁状態です。
はじめは、言った言わないとか、そんなつもりじゃなかったとか、そんなことから始まって、お互いに意地の張り合いから連絡もしなくなって、こうなったら電話した方が負けみたいな感じになってきて
そうこうするうちに1年経ち2年経ち
元気で暮らしていてくれさえすれば、関係の修復なんてもうどうでもよくなってきてしまいました。
私がいつも読ませてもらっているブロガーさんも、娘さんとの関係が良くないことをたまに記事にしてらっしゃいます。
自分の子供と言えども大人になれば、子供は子供で親なんてどうでもいいと思うのかも知れません。
これが本当の親離れ子離れなのか
まぁ、うちの場合、長きにわたって命からがらみたいなことが色々あり過ぎて、今こうして離れ離れで音信不通の方が、私にとってはむしろ平和なんです。
私のことを批判したければ批判してくれて上等
それだけ大人になった証拠です。
たとえ子供に憎まれようが、母はそう思っておりますょ
ちょっと前に、100円ぐらいで買ってきた鯖の味噌煮缶をレンチンして食卓へ上げてみました。
そりゃあ自分で作った鯖の味噌煮の方が美味しいけど、缶詰も決して不味くはない。
たいしたおかずがない時の助っ人になりそうですょ
ベランダ畑で採れたフリルレタスのレッドファイヤーに、自家製鶏ハムをのせればボリューミーなサラダ
サラダだけでもお腹が膨れます。
子供がうちを離れてしばらくは、一人で食べるご飯が虚しかったけど、今はもうすっかり慣れっこです。
15年前、子供がうちにいた頃は、生きた心地がしないほどの怒涛の日々を送っていました。
あの頃は、毎日毎日呪文のように「朝の来ない夜はない」と自分に言い聞かせていました。
10年ほど前から私は一人暮らしとなり、一人で食べるご飯にも慣れ、たまに寂しいと思うことはあっても、もうあの頃に戻りたいとは思いません。