長期休暇が欲しいこの頃 / バッタだって生き物さ

長期休暇が欲しいこの頃

何だかスッキリしないこの頃

その理由を考えてみた。

正規職員として働いていた前職では、夏季休暇や有休休暇などが充実していた。

シフトの調整さえつけば1週間や10日の長期休暇も夢ではなかったし

ところが、パート社員として再就職して1年2ヶ月が過ぎたところで、連休と言っても最高3連休だ。

長期休暇などない。

盆正月は小さな子供がいるスタッフに休みは占領され、一人暮らしの私など貧乏くじをひきっぱなしだ。

だけど、パート社員と言っても、希望すれば1週間ぐらいの休みは取れなくもないが、ただ、その分お給料が減るのはちょっと痛い。

それがパートの宿命と言えばそうなのだが

そんなことは度外視して、9月か10月あたり、ちょっと長い休暇を申請してみようかと考えている。

このままでは煮詰まってしまいそうだ。

近場の温泉に行くだけでもいい。

仕事から離れてちょっとリフレッシュしたい気分になっている。

30年近く前職では働き続けられたのは、1年に1度ぐらい長期休暇があったおかげだと思っている。

マンネリ化した会社と家の往復、休日は花壇の手入れとおかずの作り置き

仕事を辞める気はないが、変化が欲しい。

パートと言えども、やっぱり長期休暇は欲しい。

そんなことを思う夏の終わり

バッタだって生き物さ

花壇にダイカンドラのグランドカバーをしたせいか、バッタの大群

ダイカンドラもところどころバッタに喰われているし、東側で夏越ししているガーデンシクラメンの葉っぱまでバッタにやられて穴あきだ。

花壇のシマトレニコをゆするとバッタが飛んで出てきた。

くっそう

コイツが我が家の花壇を荒らしているバッタだ。

見つけた時は一瞬、踏みつぶしてやろうかとも思ったが、そこで何故だか、頭の中にトムとジェリーの歌が流れた。

”ネズミだって生き物さ、猫だって生き物さ”

害獣とされるネズミだって、畑を荒らす猫だって生き物

バッタだって生き物さ

我が家の葉っぱを食糧としただけじゃないか

この家に住み始めてから、田舎のボロアパートでは見たことがなかった生き物に出会った。

ネズミ、ヤモリもそうだし、我が家の敷地内には勝手にノラ猫が遊びに来る。

みんな生き物だと思えば共存するしかないのだ。

道路に飛び出したバッタは、その後どうなったかは知らないが、車にひかれないように祈った。

ボロアパートの2階で暮らしていた時にはなかった感情が、戸建て暮らしを始めてから湧いてきた。

面白いものだ。

道子

60代一人暮らし 定年退職後、フルリフォームした中古住宅で暮らしています。