いやいや
今月中に人事面談があるとは聞いていたが、パート社員の私は蚊帳の外だと思っていた。
ところが、昨日出勤し、業務に取り掛かる直前、上司に呼ばれた。
前職では1年に2、3回面談があって、徹底した目標管理やパワーポイントを使った発表などもしていたが、まさか、このブラックな会社で人事面談などというお堅いことをするとは思っていなかった。
おそらく、この面談での評価が給料やボーナスに反映されるのだろう。
面談での上司からの質問は、大体どこの職場でも同じだ。
今頑張っていることは何か、困っていることはないか、目標はどれくらい達成できているかなど
困っていることはたくさんあるが、頑張っていることと聞かれても、って感じだが、とりあえず、心証を悪くしないよう、その場を繕って適当に答えておいた。
正直言って、今からスキルアップを目指して資格取得をするつもりもないし、まさか、年金受給までの腰掛だなんて口が裂けても言えないし
とりあえず、仕事に対する責任感についてはアピールしておいた。
私的には、ものすごく頑張っているつもりはないが、慢性的な人員不足であるがため、頑張っていないわけでもない。
ただ、この会社に就職して1年4ヶ月目に入り、もっともっと色んなことに慣れたい思いはある。
「覚えるより慣れろ」って言うじゃないか
あの人に聞けば何でもわかる
そういう人になれたらいいなぁとは思っている。
さて、昨日の面談で、こんな私を上司はどう評価しただろうか
おそらく、まぁ普通だろう。
前職でもそうだったが、自分の評価を上げるために上司に媚びを売ることはしない私だ。
そのスタンスは一生変わらないと思う。
昨夜、会社の窓から見た中秋の名月は本当にキレイだった。
思わず、廊下を歩いていた利用者さんにも声を掛けて、一緒に窓の外の月を見た。
ため息が出るほどキレイな月に、利用者さんも「うわーきれい」と声を出して感動していた。
利用者さんと、そこで働く私の日常のほんのひとコマ
普段は忙しいばかりの職場だが、少しの余裕はお互いの心を満たす。
今日の夕ご飯
洋食亭ハンバーグ
野菜サラダ
マカロニサラダ
けんちん汁
スモークチーズ
レモンの砂糖漬け
漬物&梅干し
本麒麟
今週は生協の宅配を休んだので、冷凍庫の食材も徐々に減ってきた。
満杯になればなったで困ったと嘆き、減れば減ったで寂しい。
昨夜の職場で、利用者さんたちと一緒に月を見た後、70歳台最高齢のスタッフにも「中秋の名月が窓からよく見えますよ」と誘ったが、「月なんかどうでもいい」と無下に断られた。
忙しいという字は心が亡びると書く。
がしかし、その中でも少しの余裕は大切だ。
忙しさの中でも、月が美しいと思える心の余裕は持ち続け、完全に心が亡びてしまわないようにしたい。