昨日の夜勤で聞いた話です。
70才現役で介護職をしているパートの方に、「道子さんは、ここで70歳ぐらいまでは働くつもりなの?」と聞かれました。
5か月前に今の職場に夜勤専従で再就職したばかりの私は、今ですら逃げ腰
あと半年ぐらいで終わりにしたいなんて口が裂けても言えず、「いくらどうでもそこまでは無理でしょう。」としか言えませんでした。
だけど、驚くべきことに、その質問を投げかけた彼女でさえ70才現役介護職
私がこの会社に入る前には、75才まで夜勤専従でバリバリ働いていた人がいたという事実を彼女から聞いて、驚きを通り越して唖然としてしまいました。
おそらく60才の甘ちゃんの私とは仕事に対する考え方が全然違うのだと思います。
健康で働ける間は働き続けるのは当たり前で、働けるのに家にいるのはもったいない
そういった純粋な考え方が、仕事をする年齢に線引きをしない部分かも知れず、私が常に意識している年金受給年齢なんて全く関係ないようです。
70才のパートさんは今、年金を受給しながら会社からお給料ももらっているそうです。
その年金額やパートの給料がいくらかどうかなんて聞いたことはないけれど、たとえ国民年金だとしても、今の会社からもらえるお給料を合わせれば、生活に困ることはないでしょう。
お金というのはどれだけあれば十分かなんて、人によって違います。
ただ、70才や75才まで現役で働く介護職の人のことを聞くと、お金を基準に考えるのではなく、ただただ自分が健康で働ける間は働くといった部分を大事に考えていている気がしました。
だからでしょうね
70才のパートさんから職場の愚痴を聞いたことがありません。
業務開始時間の1時間も前から会社に入り準備をし、仕事が残ったと言ってタイムカードを押してから残務をこなす彼女
一緒に働く上で刺激になる人です。
あと半年と、この職場での在職期限を決めていた私だけど、少し考えが変わり始めました。
今の職場や仕事に対して否定的にばかり考えていると、自分の行動もその方向に自然に流れていってしまいます。
再就職から5か月
慣れたところで生意気になり、先輩の話を聞いて初心に返った感じです。
夜勤明けの今日は雨
一日中雨だったおかげで、帰宅後は爆睡でした。
今日の夕ご飯
昼に一回起きて軽く昼ご飯
ちょっと遅めに食べた夕ご飯は生協のレンチンするだけの鶏唐揚げと茄子の味噌がけ
信州味噌で作った麩のお味噌汁がホッとする味でした。
同じ介護職でも、日勤業務より夜勤専従の方が業務量が少なく楽だと聞いて、自分で選んだ夜勤専従
確かに業務量は少なくて肉体的には楽だけど精神的には辛い部分もあります。
再就職してから5か月
最近逃げることばかり考えていたけど、5か月なんて言ってみればまだ駆け出し
経験不足です。
同職種で長い経験があったと言っても、この職場での経験は浅く、もっともっと色んなことを経験すれば、今、逃げたいと思っていることにも立ち向かえるような気もします。
思い起こせば前職でも、就職したばかりの頃は、あまりの厳しさに1週間もつだろうかと思いながらも、重い足取りで毎日出勤しているうち、知らず知らず30年近い月日が流れていました。
今の職場を仮に半年後に辞めたとしたら、その後はまた振り出しに戻ります。
再度ハローワーク通いが始まることを考えると面倒くさくて憂鬱にもなります。
亀の甲より年の劫
経験豊富な年配者の話は、時には自分の悩みを小さくしてくれます。
ただ、真似は出来ないかも知れませんが