世の中には、どうにもならないことはたくさんあって
特に相手のあることはそういうケースが多い。
先日、映画「怪物」を観てから変わった自分
自分の目線から見て正しいと思うことをどんなに主張したところで、相手の目線はまったく違うことがある。
３０数年前、離婚する時に弁護士を立てた。
元夫と何を話したところで無駄だと悟ったからだ。
結局、弁護士に高いお金を払い、自分の主張を相手側に伝え、子供が成人するまでの養育費の支払いの約束はしてもらえたが、すべての話し合いが終わったあとは寝込むほど疲れた。
この家のリフォーム後の対応について不満が積もり、いよいよ弁護士に依頼しようかとも思っていたが、映画「怪物」を観たことがきっかけになり、そんな闘争心は消えつつある。
闘うということには、相当なエネルギーが必要だということも知っている。
正しいことを主張し、自分の思いに近づく結果を得られたとしても、それと同時に虚しさも残る。
正しいことを主張する前に、本当に相手が１００％間違っていたのかを考えてみると、実はそうでもないことに気付く。
先が見え始めたシニア女子のこれからの人生
出来れば争いごとから遠い場所に身を置き、煩わしいことは敢えてスルーしようと思い直した。
その方が心穏やかに過ごせる。
そんな風に気持ちを切り替えたからか、今朝はいつになく目覚めがスッキリしていた。
雨も降っていたのに
出勤前の有酸素運動の後は、蒸し暑さも手伝って汗びっしょり
凝り固まっている気持ちを切り替えるには、ウジウジ考えているより何かをした方がいいと思う次第
今年の大寒波で枯れてしまった先代パキラ
処分する前に元気な葉っぱを２本切って水に挿して育てていたが、その茎から根っこが出てきた。
しばらくしたら土に植えようと思う。
上手く育てば、先代パキラの子孫を残すことができる。
明るい玄関のニッチで育てているのが良かったのかも知れない。
この家をリフォームする時、とにかく明るい玄関にしたいと業者に頼んだが、その希望は１００％以上叶った。
それには深く感謝している。
物事は色んな側面から見ると思いが変わる。
さて、今日も仕事
仕事に行くと、スタッフや利用者さんたちとイヤでも関わる。
できれば苦手な人とは関わりたくないが、そうも言ってられないのが現状
またあの頻コールの利用者さんのことを考えるだけで気持ちが重いが、自分の身の回りに起きる煩わしい出来事を他山の石と捉えることができれば、心穏やかに過ごせるような気もする。
今日もボチボチ頑張ってまいります。