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60代で残っている歯の数

歯茎の腫れの原因 ~私の場合~

3月の終わりから奥歯の治療で歯医者に通っています。

順調にいけば、もうとっくに治療は済んでいるはずなのに、治療中の歯の根元の歯茎の出来物のような腫れが治まらないのです。

今までに何度も歯医者に行ったけど、痛い歯を直してくれるのが歯医者の役目のはず

それなのに、一向に治らず、ましてや腫れるなんてどういうことって言いたくなります。

そういう治療に関する不安というのは、医者に聞く前にググる人って結構多いと思うのです。

私もすでにググっていて、その腫れの原因を密かに知っています。

それは多分フィステルという現象です。

歯茎のできもの(フィステル)ができる原因

フィステルは多くの場合、根尖性歯周炎(歯根の先端に起きる炎症)が原因で歯根の先端に膿みが溜まることで、歯茎の表面がプクッと白く膨らみます。逆に言えば、フィステルがあるということは、歯根の先端付近に炎症が起きて膿みが溜まっているということです。

フィステルを引き起こす根尖性歯周炎の主な原因は以下のとおりです。なかでも多いのは、過去におこなった根管治療が不十分だったために再び炎症を起こしてしまう症例です。

神経まで達したむし歯

むし歯が進行して神経が壊死してしまった場合、そのまま放置していると歯根の先に膿みが溜まってフィステルができる場合があります。

精度の低い根管治療

むし歯が進行して神経まで達すると、多くの場合、根管治療をおこないますが、根管治療の精度が低く細菌の取り残しがあったりすると、後に細菌が増殖して再び炎症を起こしてしまいます。結果として、歯根の先端に膿みが溜まってフィステルになるのです。この場合は通常、根管治療のやり直し(感染根管治療)が必要になります。

外傷

事故や転倒などによって歯をぶつけると、歯の神経が死んでしまうことがあります。歯の神経が死んでしまうと、歯根の先に膿みが溜まってフィステルができることがあります。

歯根破折

歯ぎしりや食いしばりによって歯に過剰な力が加わったり、外部からの衝撃によって歯に過剰な力が加わったりすると歯根が折れてしまうことがあります(歯根破折)。歯根破折が起きると、破折した部分から細菌が入り込んで炎症を起こし、フィステルができることがあります。

引用元:https://www.period.tokyo/column/3322/

私の場合、随分前に、ひびが入った歯に被せモノをしていたところが堅いモノを噛んだことがきっかけでまた痛くなったということは、おそらく歯根破折です。

そして、引用した記事に書いてあるように、破折した部分から細菌が入り込んで炎症を起こしているので腫れが引かないのだと確信しています。

 

フィステルの治療

フィステルの治療におこなう処置が感染根管治療(根管治療のやり直し)だそうですが、それをなかなか通院中の歯医者はやってくれません。

すでに土台になる詰め物がしてあるので、やり直しとなると、せっかく詰めたモノをまた外すのだと思いますが、それを歯医者は躊躇っているのではないかと勝手に推測しているのです。

根管治療・感染根管治療

根管治療とは、むし歯が神経まで達してしまった場合などに、根管内から感染した神経や細菌を除去したうえで清掃・消毒をおこなう治療です。根管治療によって歯根の炎症が治まれば、フィステルも消失します。

しかしながら、根管治療の精度が低く細菌の取り残しがあったりすると、そこからまた細菌が増殖して再び炎症を起こしてしまいます。その際におこなう処置が感染根管治療(根管治療のやり直し)です。根管治療と同様に感染根管治療によって歯根の炎症が治まれば、フィステルは消失します。

根管治療や感染根管治療は、歯科のなかでも非常に難易度が高い治療です。そのため、精度の高い治療をおこなうにはドクターに高度な知見と技術が求められるのはもちろん、歯科医院にも最新鋭の設備機器が必要です。その意味で、歯科医院選びは非常に重要なポイントになってきます。
>> 東京国際クリニック/歯科の精密根管治療・感染根管治療

今通っている歯医者には高度な知見と技術がないのかと疑ってしまいます。

抜歯の心配と覚悟

歯医者に行く度に、「まだ炎症が治まっていないから消毒しておくね」と言っては、もう3、4回消毒ばかりしてもらっていますが、その時だけ痛みや腫れが治まっても、またすぐに腫れてきます。

次回受診日は明後日です。

次回は冠を被せると言っていたけど、冠どころじゃありません。

とにかく早く痛みと腫れをとってほしいんですけどね

治療中の歯のもう一つ奥の歯は、もう何年も前に抜歯したままで、そこには歯がありません。

なので、万が一、今治療中の歯を抜歯することになったら、おそらく部分入れ歯かブリッジなると思います。

治療中の歯は右下の歯なのだけど、右上の一番奥の歯は、その手前の2本の歯にかけてブリッジにしていますが、一番奥の歯は欠損しています。

なので、今治療中の歯を抜くことになったら、私の歯は全部で3本も欠損することになりますが、覚悟はしておかなければいけません。

イヤですねぇ

自分が部分入れ歯になるとか考えたくもありません。

年齢別に見る歯の数

60代で歯が全部揃っている人って、いったい何パーセントぐらいなんでしょう。

若い若いと思っていても、私も60代に突入します。

バラ柄のワンピースを着たところで、中身は60代

体のあちこちにガタがきているんですから、歯だって同じです。

人の歯の総数は、親知らずが全部あるとすれば32本、ないとしても28本

私の年齢で見ると、55歳~64歳で残っている歯の数は平均で24、5本ですから、3~4本は欠損しているということになります。

ということは、欠損した歯の代わりにブリッジや部分入れ歯をしている人が相当数あるということ

歯抜けお仲間がたくさんいらっしゃるということで、ちょっと安心しました。

年齢は受け入れつつも気だけは若く

そう考えると部分入れ歯の覚悟もできますが、やっぱり、ご飯の後に部分入れ歯を外して洗う自分をまだ想像できませんから、万が一、抜歯ということになったらブリッジでお願いしようかと思っています。

まだまだ白髪も少ない方だけど、それなりに増えてきたし、歯の衰えも受け入れなければいけません。

歳をとるということはこういうことなんですね

だけど、気持ちだけはまだまだ若い者には負けてませんがね(^-^)

道子

60代一人暮らし 定年退職後、フルリフォームした中古住宅で暮らしています。